オルソケラトロジーについて
Orthokeratology
「子供の近視がかなり早く進んでいる」
「眼鏡やコンタクトは、したくない」
「レーシックや手術は怖い」
このページをご覧の方は、このようなことでお悩みだと思います。
そのような方にお役に立ちたいと、当院でもオルソケラトロジーを開始しました。
オルソケラトロジーとは?
オルソケラトロジーは、就寝中に特殊な酸素透過性ハードコンタクトレンズを装用し、角膜の形状を一時的に変更することで、昼間の視力を改善させる治療法です。
翌朝にはコンタクトレンズを外すことができるため、昼間は裸眼で過ごせるようになります。また、手術を受ける必要もありません。
オルソケラトロジーのメリット
- 昼間はレンズなしで快適:
夜間にレンズを装着するだけで、昼間は何もつけずに過ごせます。 - 手術不要:
レーシック手術などの手術を行う必要がありません。 - 逆転可能な治療法:
治療をやめれば、角膜は元の形状に戻ります。
このようなお悩みの方へ
近視の進行を遅らせる可能性があるため、成長期の子どもにとって有効な選択肢です。
次のような方にもおすすめです。
- 軽度~中等度近視の方で近視の進行を遅らせたい
- 眼鏡やコンタクトレンズの日常的な使用に疲れた
- スポーツやアウトドア活動が多く眼鏡やコンタクトが使えない
- レーシック手術を受けることに抵抗がある
- コンタクトでのパソコン作業で目が乾く
- つらい花粉症でコンタクトレンズがはめにくい
- 自分でコンタクトの装脱ができない
治療の流れ
01
初診(自由診療)
- 適応検査:
視力検査と目の健康状態のチェックを行い、オルソケラトロジーレンズの装用に適しているかを検査します。 - 装着体験:
ご家族あるいはご自分での装脱の体験をしていただきます。 - 自由診療:
適応検査・装着体験で約2時間程度となります。すべて自由診療となります。
初診時(税込)
項目 | 価格 |
---|---|
適応検査・装着体験 | 11,000円 |
- まずは、外来診察をご受診ください。
02
レンズのお渡し・試用期間(約1ヶ月間)
- レンズのお渡し:
初診からおよそ1週間後に、ご自身にあったレンズをお渡しできます。 - 検診:
使用を開始した翌日とその1週間後に検診があり、治療効果および使用が正しいかを確認します。 - 試用期間:
約1ヶ月間、ご自身やご家族で治療継続が可能かを決めていただきます。 - 治療継続:
治療継続をご希望の場合、年間契約となります。
レンズ・試用期間中の定期検査(税込・片目は半額)
項目 | 価格 |
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レンズ・検査代: 上記①~③の検査代も含む。 | 60,000円 |
キャンセルの場合はお渡ししたコンタクトレンズと引き換えに、4万円を返金します。
03
ご契約(最初の1年間)
- ご契約:
1ヶ月間を上限として、ご自身やご家族が十分に納得された場合、契約となります。
・装着を始めてから2週間後から1ヶ月後の検診でご希望をお聞きします。 - 定期検診(1年間):
眼の状態が落ち着けば、その後は3ヶ月毎の検診が必要です。
1年間の定期検診の費用(税込・片目は半額)
項目 | 価格 |
---|---|
契約(1年間): 上記②の検診が対象です。 | 100,000円 |
- オルソケラトロジーは自由診療ですが、医療費控除の対象となります。詳しくは以下をご覧ください。
04
2年目以降
- 定期検診(2年目以降):3ヶ月に1回の検診が必要です。
- レンズ交換:オルソケラトロジーレンズは、消耗品です。平均約2年ごとの交換をおすすめします。
・購入後、90日間は補償交換可能です。
2年目以降の費用(税込)
項目 | 価格 |
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定期検査(1回につき): ・自由診療です。 | 4,400円 |
レンズ代金(1枚につき): ・平均して二年ごとに交換されます。 | 44,000円 |
05
オルソケララトロジーの費用:2年間の治療費まとめ
2年間の費用(税込)
項目 | 価格 |
---|---|
適応検査・装着体験 | 11,000円 |
契約 (初年度費用・レンズ代含む) | 160,000円 |
定期検査 (2年目以降・1回につき) | 4,400円 |
- キャンセルやレンズ紛失がなく、オルソケラトロジーの治療を2年間継続した場合の費用をまとめたものです。
- 2年目以降も定期検査は4,400円(1回)、ご契約後も、二年目以降も交換レンズ代は44,000円(1枚につき)です。
当クリニックまでお電話ください。
スタッフが親切・丁寧にご説明いたします。
075-606-2107
休診日:
火曜午後・水曜・木曜午後・
土曜午後・日祝日
受付 9:00-12:00 / 16:30-19:00
(※電話は開院時間のみつながります)
オルソケラトロジーと医療費控除
オルソケラトロジーは、自由診療ですが、医療費控除の対象となっています。
- 対象となるもの:オルソケラトロジー(リテーナーレンズの購入費用を含む)の費用は、近視治療のために医師に直接に支払う治療の対価ですので、医療費控除の対象となります。
- 対象とならないもの:一般的な近視、遠視、老眼、弱視などのために購入する眼鏡やコンタクトレンズは、医療費控除の対象ではありません。
ご参考ください
(下記サイトは、当クリニックとは一切関係ありません)
オルソケラトロジー(角膜矯正療法)による近視治療に係る費用の医療費控除|国税庁医療費控除の申請方法とは?確定申告時の必要書類や計算のやり方を分かりやすく解説 | クラウド会計ソフト freee- 医療費控除の詳細については、税理士などの専門家に相談することをおすすめします。